2004-10-01から1ヶ月間の記事一覧

昨日、香田さんの殺害断定をした毎日新聞をこの欄でも強く批判しましたが、なんと、自らの過ちとするのではなく、共同通信が殺害断定の記事を配信したから色々な新聞が迷惑したと、誤報を流した他社を批判しているような弁明記事を書いています。そして自ら…

■ 作家の賞金の使い方(昭和31年2月版) 石原慎太郎(芥川賞) 友人は皆、学生なので記念会の費用は全部、自分持ち。それに使う。 梅崎春生(新潮社賞) ガスストーブにガス設備、茶の間の堀ゴタツ一式に使う。あとは庭の手入れ。 邱永漢(直木賞) 電話を…

それと、担当によって公安の「言葉つき」も変わってくる。「それはありますね」と彼は笑っていた。たとえば、革マルを担当して、革マルの本ばかり読んでると、段々と、考え方が革マル的になる。捜査会議の時も、「まず一に調査。二に調査ですよ」とやたらと…

★永井均『<子ども>のための哲学』・・・ベランダ本 2004.10.31 P12 他人の哲学はつまらない P14 フィロソフィア=知ることを愛し続けること P15 なぜ知っている人に会ったら挨拶するのか ★広瀬隆『日本のゆくえアジアのゆくえ作者: 広瀬隆出版社/メーカ…

■ [読書]村上春樹『若い読者のための短編小説案内』 若い読者のための短編小説案内(文春文庫)・・・ ・・・繰り返すが、村上氏の読解自体はスリリングなものである。私自身この本で紹介された作品の幾つかを読みたくなったこともまた事実である。それ故に…

たとえ、本人の不注意から人質になったのであったとしても、日本人であるがゆえに武装勢力に死刑宣告されるのであれば、日本政府にその責任の一端はあるはず。48時間以内の自衛隊撤退の要求に対し、即座にこれを拒否したコイズミこそ、その最高責任者。世論…

原卓也氏死去 ロシア文学者 - 2004/10/29 16:12 原卓也氏(はら・たくや=ロシア文学者、元東京外国語大学長)26日午前7時10分、心不全のため東京都文京区の病院で死去、74歳。東京都出身。葬儀・告別式は近親者で済ませた。「お別れの会」を11月1…

日本は船に救命ボートや救命筏(いかだ)を積まないで、快晴(平和)だからと大洋(イラク)に船(自衛隊)を出航させた。しかし海は段々と荒れ始め、今、船は嵐のまっただ中にいる。快晴だから大丈夫といい、船を大洋に出航させた政府の責任はどうなるのか…

> 2004.10.29"> その一方で、韓国がお手本にしたという日本の記者クラブ制度は依然として生き続け、一握りの大手報道機関による市場の独占も相変わらず続いている。 なぜ日本では実現していないメディア改革が、韓国では成し遂げられたのか。それによって韓…

日曜(27)

さて、本題は、大学の先生、文学者、 アーティストの中に、「一般の人々」を 馬鹿にする人たちが時々いるということである。 表立って馬鹿にしなくても、潜在意識の中で、 自分たちは高級なことをやっている、という優越感を 持っている人たちは多い。

三度目まして

ハリスは、この「新しい教会(宗教)の時代」の「新しい地上のエルサレム」 がアフリカのどこかかアジアの日本に出来ることを確信し、日本の神道に大きな 関心を寄せていた。そして、ハリスの影響から使命感を抱いて帰国した森は、後 に文部大臣としてキリス…

天木直人 10月29日 メディア裏読み ◇◆ 「強制でないのが好ましい」と天皇が発言された ◆◇ ・・・ この事実を大手新聞でまともに報道したのは朝日、毎日、赤旗くらいである。 しかも二段ほどの記事である。しかしこの発言は一面トップで大きく報じられ るべき…

高村薫氏: 新聞小説「新リア王」で日経とトラブル 日本経済新聞に連載中の新聞小説「新リア王」の掲載終了をめぐり、作家の高村薫氏が25日午前、同社を相手に「著作権侵害にあたる」として約束の履行を求める仮処分申請を大阪地裁に申し立てるトラブルが…

毎日新聞 白戸記者

スーダンでの民兵による治安悪化を訴える毎日のコラムについてfinalventさんが触れたら、記事を書いた記者本人による反論があったというもの。コメント欄では新聞社の海外情報に関しての話などかなり興味深い話が出ている。

また平日 日録(189)

★吉村昭『桜田門外ノ変(下)』・・・通勤本 2004.10.28 P5 1860.01.04 木村権之衛門ー薩摩3000人京へ出兵要請

★東浩記『動物化するポストモダン オタクから見た日本社会 (講談社現代新書)作者: 東浩紀出版社/メーカー: 講談社発売日: 2001/11/20メディア: 新書購入: 38人 クリック: 817回この商品を含むブログ (604件) を見る』・・・寝室本 2004.10.17 P23 オタク系文…

北米神経科学会は、 なにしろ参加者が二万人くらいいて、 ネームプレートを下げてぞろぞろ歩いている。 脳科学といっても、分子からシステムまで いろいろな人がいるから、 誰が誰なんだか、知っちゃあいない。 有名人でさえ、それは「業界有名人」に過ぎず、…

掲載誌と言えば、ベクターは非常に素晴らしい会社です。ベクターは、以前「フリーソフトウェアPACK」と言う、フリーソフト/オンラインソフトを何千本か集めたCD-ROM 本を、毎年出していました。そのシリーズの最初の本から、私の作ったソフトが掲載されてい…

> No.1038(2004/10/26/火) "> 2004年10月20日(24面都内版)に以下のような記事が載りまし た。「バカでもチョンでも・・・」理事長予定者が発言 首都大応援団設立総会で来春開学予定の「首都大学東京」をサポートする会員制クラブ 「the Tokyo U-club」が1…

また平日 日録(187)

▲Nanpakuの日記 http://d.hatena.ne.jp/Nanpaku/ 綾波レイ(東浩紀『動物化するポストモダン』を読んでて) つながり センスよさそう 204.10.24-2004.10.13まで読む Good!!

また平日 日録(186)

藤原美智子 ナミビア 砂漠 弟子

ヴァルター・ベンヤミン「複製技術時代の芸術作品」『ベンヤミン・コレクション1 近代の意味』ちくま学芸文庫1995 芸術作品のアウラ。それは芸術作品の<いま―ここ>的性質、その一回性のことである。したがってアウラは複製を受け付けない。複製は偽造品で…

日本シリーズ 中継時解説及びNHK結果放送解説時ともに 西武のキャッチャーが松坂に自由なピッチングをさせるよう非難している

『コズミック』(清涼院流水)をようやく半分くらい読み終わったところだが、いいじゃない、これ。どうやら原稿用紙にして2500枚あるらしい。 キャラクターもしっかり立ってるし、舞台設定にも矛盾がない。しっかり作りこまれてる気がする。 ところで、…

『秘密屋文庫 知ってる怪』 清涼院流水 (講談社文庫)

ただし本書の本題で御大のオリジナルでもある秘密屋の話が絡みはじめたあたりから、急速に物語が胡散臭く、馬鹿馬鹿しく、くだらなくなります。ここからが流水大説の本領です。たしかにあったはずの眩惑的な空気はいつの間にか圧巻なくらい綺麗さっぱり掻き…