2004-01-18から1日間の記事一覧

蔵書(5)

以下B-3 446. 小松美冬著『きっと完走できるマラソンBOOK』(マガジンハウス)1994.01.20 447. 君原健二著『人生ランナーの条件』(佼成出版社)1992.11.10 448. 熊本日日新聞編『オウム真理教とムラの論理』(葦書房)1992.02.15 449. 有吉正博著『長距…

杉山隆男 『メディアの興亡』 文春文庫

Qhttp://www.horagai.com/www/ 面白くて一気に読めた。 日本で最も長い伝統を誇り、戦前からクオリティ・ペーパーの地位を築いていた毎日新聞と、中外経済新報という株屋の業界紙にすぎなかった日本経済新聞が、1970年代から80年代にかけて地位を逆転する過…

木田元 『ハイデガー『存在と時間』の構築』 岩波現代文庫

Q http://www.horagai.com/www/ 未完に終わった『存在と時間』のあるべき姿を復元しようという恐るべき試みであるが、わかりやすいので驚いた。ハイデガーの著作の中でもとりわけ難物の『存在と時間』がこんなにわかりやすくていいのかとあわてるくらい、わ…

木田元 『ハイデガーの思想』 岩波新書

Q http://www.horagai.com/www/ 『ハイデガー『存在と時間』の構築』に先立って書かれたハイデガー入門だが、こちらも徹底してわかりやすくて、ため息が出てきた。本当に深く理解していなければ、こういう文章は書けない。 Unq

木田元 『偶然性と運命』 岩波新書

Q http://www.horagai.com/www/ 『ハイデガー『存在と時間』の構築』を読んで、ただ者ではないと思ったが、やはり横のものを縦にするだけの思想輸入業者ではなかった。・・・ 『ハイデガー『存在と時間』の構築』に難渋した人は、本書を読んでから再度読むと…

一橋文哉 『オウム帝国の正体』 新潮社

Q http://www.horagai.com/www/ 裁判や新聞には絶対に登場しないアングラ情報で追ったオウム事件である。アングラ情報であるから、固有名詞はぼかしてあって、素人にはさっぱりわからないが、オウムがヤクザと外国諜報機関に利用されたという指摘は真に迫っ…

中村正三郎 『新版 インターネットを使いこなそう』 岩波ジュニア新書

Q http://www.horagai.com/www/ 高校生向けの本だが、原理を説明することに力をいれており、辛口の部分が多いこととあいまって、大人が読んでもおもしろい本に仕上がっている。 Unq

佐々木千賀子 『立花隆秘書日記』 ポプラ社

Q http://www.horagai.com/www/ 著者の多忙で充実した日々は、立花隆バブルの崩壊によって、あっけなく終わる。雇主側の事情で辞めなければならなくなっただけに、最後の5ページには恨み節がまじっているが、このくらいはやむをえないだろう。 立花に見こま…

成人式

Q http://www.janjan.jp/media/0401/040115256/1.php 今年も全国各地で成人式が行われた。そして翌日のテレビのニュースでは、ごく一部に過ぎない「荒れた成人式」をまるで圧倒的多数がそうであるかのように伝え、その後にはすっかりお馴染みになったコメン…

カルト

Q http://www.horagai.com/www/home.htm 八尾恵さんの次女は、母親を「裏切り」となじり、泣きわめきながら母親を罵倒していた。あれはまったくカルト信者の顔だった。 Unq

司馬遼太郎・松岡正剛

必読です Q http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0914.html Unq

松本清張

http://www.remus.dti.ne.jp/~chomo/books/200401.html#2004/01/15 渡された場面/松本清張/新潮文庫 久しぶりの松本清張作品。四国で起きたある殺人事件を追う刑事が手にした文芸誌に引き込まれる。そこに書かれた情景描写がまさに自分が今追っている事件の…

立花隆

Q http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-NKMR/#wabijo 「噂の眞相」なんかは、立花隆は科学記事を書いているくせに、オカルト好 きだとかいって、立花隆の神秘主義的なものへの嗜好を批判しますが、ぼくか らすると、むしろバランスがとれていて健全に思えるん…

高村薫・野中広務

Q http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20040114k0000m040153000c.html ◇痛かった「調整」不在◇作家・高村薫さん ――小泉政権に対する評価は。 ◆とにもかくにも構造改革を声高に叫び続けたという点では評価できると思う。 ・・・ ――結局、首相は何を…

梁石日

この作品には私も強いショックを受けた Q http://www.remus.dti.ne.jp/~chomo/books/199902.html 血と骨 梁石日(ヤン・ソギル)(幻冬舎)(1999/02/12) 今回何冊目かの氏の本を読んで漸く気づいた。氏は在日朝鮮韓国人問題を語ろうとしているのではないと。…

日曜(1)