吾妻ひでお失踪日記
http://d.hatena.ne.jp/genesis/20050327/p1

随所で取り上げられており、ここで紹介するまでもないのだが、簡単に述べておきたい。とても面白かった。登場人物(東英夫)は作者(吾妻)を映しだす存在でありながら、突き放されている。この距離感の取り方が、作家として一流であることの証だろう。

http://www.comicpark.net/ishikawa050304.asp

 吾妻の新刊が、もう1冊出た。
失踪日記』(イースト・プレス)だ。
 ここには、自分を追いつめて失踪して以降のことが描いてある。ぼくらの想像を超えた生活が、そこにはある。
 いやもちろん、ホームレスのかたがたや、それからもっと悲惨な生活をなさっているかたがたがいらっしゃるのは知っている。しかし、あの吾妻ひでおが、こんな生活をしていたとは。