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『打坐の思惟』

そういう欲望に振り回されないで生きることはできる。
人間をやめたところが仏である。
如浄
『宝慶記』
功夫弁道
鬼気迫るほどの坐禅への傾倒
堂頭和尚
それは坐禅を離れ、自分の勝手をすれば、また無端に迷いとなってしまうからだ
《面授》
道元
「ひたすらに坐禅する時、五欲を離れ、五蓋を除くのだ」
五欲とは





の感覚的欲望
五欲は肉体的欲望(性・飲食・睡眠)と財欲・名誉欲
五蓋とは
・貪り
・瞋り
・メランコリー(昏沈)
・ハイ(掉挙)
・猜疑心
である
五蓋は主に精神的に不安定な状態をいう。
身心脱落
只管打坐
身心脱落の問答以外に、道元の生死の答えの決定的契機になったものはない
亡き師・天童
焼香・礼拝・念仏・修懺・看経はいらない
ゴータマ・ブッダの仏道には焼香・礼拝・念仏・修懺・看経はあろうはずはない
 しかしながら、現代では五欲の追求のみが人々の関心事となり、それが様々なビジネスと結びついて、資本主義社会ではそれに対する歯止めが全くない。


正法眼蔵』全75巻
序 「辨道話」。
一 「現成公按」。
二 「摩訶般若波羅蜜」。
三 「仏性」。
四 「身心学道」。
五 「即心是仏」。
六 「行仏威儀」。
七 「一顆明珠」。
八 「心不可得」。
九 「古仏心」。
十 「大悟」。
十 一「坐禅儀」。
十 二「坐禅箴」。
十 三「海印三昧」。
十 四「空華」。
十 五「光明」。
十 六「行持」。
十 七「恁麼」。
十 八「観音」。
十 九「古鏡」。
二 十「有時」。
二 一「授記」。
二 二「全機」。
二 三「都機」。
二 四「画餅」。
二 五「渓声山色」。
二 六「仏向上事」。
二 七「夢中説夢」。
二 八「礼拝得髄」。
二 九「山水経」。
三 十「看経」。
三 一「諸悪莫作」。
三 二「伝衣」。
三 三「道得」。
三 四「仏教」。
三 五「神通」。
三 六「阿羅漢」。
三 七「春秋」。
三 八「葛藤」。
三 九「嗣書」。
四 十「栢樹子」。
四 一「三界唯心」。
四 二「説心説性」。
四 三「諸法実相」。
四 四「仏道」。
四 五「密語」。
四 六「無情説法」。
四 七「仏経」。
四 八「法性」。
四 九「陀羅尼」。
五 十「洗面」。
五 一「面授」。
五 二「仏祖」。
五 三「梅花」。
五 四「洗浄」。
五 五「十方」。
五 六「見仏」。
五 七「遍参」。
五 八「眼晴」。
五 九「家常」
六 十「三十七品菩提分法」。
六 一「竜吟」。
六 二「祖師西来意」。
六 三「発菩提心」。
六 四「優曇華」。
六 五「如来全身」。
六 六「三昧王三昧」。
六 七「転法輪」。
六 八「大修行」。
六 九「自証三昧」。
七 十「虚空」。
七 一「鉢盂」。
七 二「安居」。
七 三「他心通」。
七 四「王索仙陀婆」。
七 五「出家」。