★長部日出雄『天才監督 木下恵介』（新潮社）2005.12.21-
2005.12.21 漬物店 尾張屋
P006 浜松市
木下正吉
うまいもの屋と花柳界の結合体
江馬殿小路
P012 生活力がまるでなかった
肉体労働と肉体関係
2005.12.23 兄 広次郎
万年青（おもと）の投機に失敗
周吉、行商へ
P017 スペイン風邪感染
2005.12.24 浜松 おかみさん でなく おねえさま
店の主人はお兄様
P023 ルソー「エミール」
感官を伸ばす
Ｐ032 長部 週刊誌映画記事記者
Ｐ026 Ｔ07 鈴木三重吉 「赤い鳥」
Ｓ20.06.18 大空襲で自詩掲載の「花火」焼ける
その才能 母たま 巌谷小波 世界お伽話全集 10巻
「アラビアンナイト」
第２章 映画の申し子
Ｔ14 浜松工業学校 紡織科
Ｐ035 潔癖症 きれい好き
1929.02 第１回アカデミー賞
Ｐ037 サイレント時代
Ｐ043 傾き者 （かぶきもの）
オルガンの話
日本楽器製造ＫＫ
山葉寅楠（とらくす）
紀州藩 天文学者の息子
オルガンの修繕に成功
河合喜三郎（かざり職人）
助手で
Ｐ056 作曲家 木下忠司
「おいら岬の灯台守は・・・」
「小川未明童謡集」豪華本
トランクなんかもってどこへ行くんだ
と忠司
松竹下加茂撮影所へ
Ｐ064 実録 蒲田行進曲
島津保次郎
横光利一原作
「家族会議」
Ｐ066 松竹キネマ俳優学校
小山内薫校長
震災で 蒲田→京都
野村芳亭監督
城戸四郎
五所平之助
蒲田調
文学、音楽、美術、の素質
母、井上監督に手紙
井上金太郎
六車修へ手紙
小津 撮影助手からスタート
堤友次郎したう
いじめ、きたないいやで帰りたい オリエンタル写真学校へ
３ヵ月後現像へ→撮影
Ｐ080 吉村公三郎（助監督）
Ｓ03 島津組と五所組
吉村、きつい島津の下で、半脚気に
猪俣勝人曰く
出来上がった作品にインテリジェンスある
みなぎり、不思議だ
島津、松竹から東宝へ
ディレクターシステムの松竹
プロデューサーシステムの東宝
Ｓ11.01.04 松竹、大船へ
吉村公三郎にチャンス
岸田國士「暖流」
中村真一郎
長部、カフェの生まれ
女給さんにつれられ映画をたくさんみる
「西住戦車隊長伝」
Ｐ097 前線と銃後
Ｓ15.12.17 漢口へ
石崎直代 漢口の
ホテル 隣
忠司 東京音楽学校
（東京芸大）
母たま 監督第一作として船山馨 当時２８歳
Ｐ133 花咲く港（木下）
姿三四郎（黒澤） 同時 山中貞雄
新人監督賞
2005.12.26 Ｐ142 池田忠雄 脚色
「陸軍」
追う母
木下では特攻精神でない
第５章 戦中の涙 戦後の歌
母をリアカーで寝かせ疎開させる
山へ山へ
兄弟と姪の子
王子製紙
旅館が多いには理由 気田の地
木材パルプ発祥の地
Ｍ22
Ｐ166 9/18 島津死亡48歳
Ｐ170 「大曽根家の朝」
ＧＨＱ
小沢栄太郎
Ｐ181 家をなすまで
Ｐ186 有望ライター 新藤兼人 シナリオ
Ｐ193 「結婚」
上原謙「接吻はいやだ」のひとこと
そのかわりに佐田啓二
助監督 川頭義郎
フランス ヌーヴェル・ヴァーグの重んじた
即興演出の手法 木下は先取りしていた
島崎藤村 破戒の話
2005.12.27 Ｐ231 ほれております
Ｓ24 原節子の年
青い山脈
自動車王 小佐野賢治、学習院一の美貌と結婚
Ｓ25.01.10
木下 三種の人間 芸術家、職人、商人そなえる
阪東妻三郎 破れ太鼓
田村高廣
Ｐ256 カルメン 故郷へ帰る
高峰秀子
おつむの弱いストリッパー
長部の兄、高峰ファン
フィリピンで戦死
マヨヤオ
機関紙「ＤＥＣＯ」
12/5誕生日 木下
Ｐ293 フランス 渡る ルネ・クレール
前衛手法
カルメン純情す
中外（日経）
徳田秋声「灰燼」
Ｐ302 「日本の悲劇」
望月優子
下積みの人を座敷にあげもてなす寿司、どんぶり
父周吉の影響 死亡
Ｓ28 阿部知二の小説
群像
「人口庭園」
「女の園」
高峰秀子
観客の先入観覆す
得意の展開
キャスティング
２４の瞳
高峰秀子と松山善三の結婚
木下 自宅 女中 きぬさん
Ｐ348 山田太一
楠田芳子（実妹）
時代の流れへの反発
「狂った果実」石原裕次郎
「太陽とバラ」
Ｐ365 「喜びも悲しみの幾年月」灯台守
読了
