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オスマン帝国の言語と民族の多様性 1.帝国の君主とその取り巻きはトルコ語を母語とするトルコ人 2.イラクからアルジェリアにかけてはアラビア語を母語とするアラビア人 3.北イラク・北シリアにはクルド語を母語とするクルド人 4.バルカン半島に入るとギリシャ語を話し正教を奉ずるギリシャ人 5.アルメニア語を母語としアルメニア教会に属するアルメニア人 6.ルーマニアにはトルコ語を話し正教を信ずるベチェネク人 7.ブルガリア語を話し正教を奉ずるブルガリア人 8.共にクロアチア語を話すが正教徒はセルビア人 9.カトリックになった人々はクロアチア人を自称 10.ムスリムになった人々はトルコ人を自称 11.西北部のアルバニア語を母語とする人々はアルバニア人で大部分がムスリムになった 12.一部は正教徒やカトリックにとどまった 13.ハンガリーにはハンガリー語を話しカトリックまたはプロテスタントのハンガリー人 14.母語は様々に異にしながらユダヤ教を奉ずることでアイデンテイテイを保つユダヤ人