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ハチローが急死したとき、その長男は上野公園でコップ酒を飲んでいたが、駆けつけて遺産相続の争いに加わる。彼は千四百万円の分け前にありつくが、半年後、野垂れ死に同然に亡くなったときは懐中六百三十七円を残すのみだったといい、その子もまた生業が定まらず、引き売りの八百屋でもやろうかと言っているという。「ハチローの読者にはつらい思いをかけるかもしれませんが、私としては同情も批判もありません。佐藤の一族はかく生きかく死んだということです。今は、ただ大変だったろうなアという鎮魂の気持ちですね