〔読書中〕
★中山元『フーコー入門』(筑摩新書)2005.08.23-
2005.08.24 P035 人間にとって自然であること
「正常」であること
(カント)
形而上学
ホモ
自己を異常な存在であるとする自己認識が人間の内部から支配する
P036 『狂気の歴史』
理性の定めた限界を<侵犯>すること 課題
(フーコー)
<フーコーの初期>の終焉
P037 ≪第2章 狂気の逆説 『狂気の歴史』『臨床医学の誕生』≫
口絵 死の車(14C)
『狂気の歴史』への道
1961
P039 ≪狂気の概念≫
<精神の病>
狂気・・・それまでは病のカテゴリーに入っていなかった
プラトン・・・<神がかり>
神が人間の意識に訪れたしるし
<眼>・・・「理性で認識不可」のものを認識する
『ティマイオス』
「狂気」・・・特権的位置、ルネサンスまで
シェイクスピア リヤ王
セルバンテス ドン・キホーテ
人間の抱く幻想の宇宙性と悲劇性を象徴
↑
↓
合理性・道徳性・人間性
狂気・・・精神の<病>となる
移行期・・・古典主義時代初期
17C半・・・19C初
アンシャンレジーム
絶対王政
ルイ14世・・・フランス革命