〔読書開始〕
★中山元『フーコー入門』(筑摩新書)2005.08.23-
2005.08.23 P208 真理のゲーム
真理の複雑性
<真理の意思>
<主体化の様式>
P226 (1)じこのを放棄しない
(2)自己の欲望を断念しないこと
<オイディプスの罠>に嵌らないこと
<客体化の様式>
P230 パレーシアの概念
P237 あとがき
自己をかえていくことを思考の方法とする
1996.06.20 発売
≪序章 現在の診断 フーコーの方法≫
書物のある静かな生活
P008 <現在>
<われわれ>
ヘーゲル『哲学史講義』
アメリカ
知の媒介性
<今>と<ここ>
近代のテーマ
<地層>
本の成り立ち
フーコーの<考古学>というテーマ
足元を掘り下げる
ニーチェ以来の現代の思考の特徴
<現在>への問い
問いの主体が生れる条件
問いの対象→問いの主体
知の<主体>
P010 <系譜学>われわれという主体に向けられた考古学
P016 <読むこと>幻想
<自己>というテクスト
<悪夢>
<夜>ゆえ読めない<自己>
<自己>に存在する<盲目性>
<悪夢>
読み得ない<盲点>
テクストを読みえぬ
<わたし>とは誰か
ホモセクシャルという性的欲望
ディディエ・エルボン『フーコー伝』
P019 心理学へ
前頭葉のロボトミー手術
P022 デカルト心身二元論
<解決>
心理学 精神医学
P013 COPY
P014 COPY
1954 『精神疾患と人格』
P023 メタ病理学
精神病理学
身体病理学
混同
人間の精神のプロセス
心理学固有の問題
心理的な疾患
(1)主体的側面
(2)客体的側面・・・社会でどのような側面で疎外を受けたか
マルクス主義的心理学
≪人間の自由と実存 夢と実存ー序文≫
ビンスワンガー『夢と実存』
<人間学>
フーコーは高い評価与える
世界に対する患者の態度のために発生する精神の疾患
人々のなかで自己を表現することができなくなること
原因
患者の苦悩の訴え
病は、なかば、自覚している
シジュフォス むなしい努力
私秘的世界から普通の世界へ連れ出す仲介者
ビンスワンガーとの相違点
手がかり = 夢
P030 <治癒>と治療
復帰する社会の<健全>さ
と特殊性
パブロフ(マルクス主義心理学者)
真の意味で唯物論的心理学を達成
「真の心理学」のプロジェクトの破綻
<正常性>と「人間性」
<正常>
P027 死の夢
ハイデカー
本来的な死の夢 世界との和解
非本来的な死の夢 悲劇的な死
精神疾患の客体としての側面をとらえる
『精神疾患と人格』第2部
P029 ≪社会における疎外 『精神疾患と人格』≫
狂者が私秘的 病的な世界へ落ち込む
現実の条件
ビンスワンガー
「精神疾患があるから私秘的に落ち込む」
フーコー
「なぜ精神疾患が発生するのか」
社会的、歴史的な分析へ
P030 (1)心理的葛藤が生じる社会的、歴史的条件
(2)この葛藤が病理的な反応に転換される心理的条件
パブロフ