浅羽通明『アナーキズム』

Q
http://kantank.lolipop.jp/blosxom/blosxom.cgi/diary#040526
についてじっくりと書く余力が無くなってしまった。いまは半分ぐらい読み終えたところ。これはとても面白い。埴谷雄高を扱った第5章は、流石!『澁澤龍彦の時代』の著者だと感慨無量。貶めるつもりは一切ないのだけれど(さいきんはこうやって断らなくちゃいけないのがとても面倒)、仲俣暁夫さんの「『鍵のかかった部屋』をいかに解体するか」という文章は、この浅羽通明の仕事を下敷きにした(という言い方が良いのか、踏まえて、と書いたらいいのか)ものだと思うけれど、やはり、本家である(?)浅羽通明の方に僕は凄みを感じる。
Unq