茂木健一郎

夕刻、久しぶりにぶらぶら歩いて 果物屋さんに言った。 いつもながら 会話をしながらいろいろ買うのが 楽しみなのである。

渋谷駅で、 小学生が一人リュックを背負って歩いている のに出会った。 その子は、ダウン症だった。 ああ、元気そうだな、と思って 通り過ぎ、 セルリアンタワーに向かう歩道橋を 歩いているときに、はっと気が付いた。 私たちは、ダウン症の子供を見ると、 …

Lecture Records (Qualia Movement in the Arts) 束芋×宇川直宏×茂木健一郎 鼎談 「美、文脈主義、アウラについて」 2004.11.18. 京都造形芸術大学 (mp3, 33.5MB, 147分) http://www.qualia-manifesto.com/kenmogi.html の「芸術」のセクションに音声ファ…

> "> 青年期以来、何となくその中庸主義のような 匂いを敬遠していたのだが、 最近朝日新聞で読んだいくつかのエッセイがとても 良かったので、 「丸谷才一は実はいいんじゃないか」と 思うようになった。 中庸が、知的な成熟のしるしであるように思えて 来…

すぐ飽きてしまうので、『脳と仮想』を読む。 茂木は、ある人から、漱石の『坊ちゃん』の登場人物の中で 漱石は実は赤シャツなんだと、阿部謹也が書いているということを 教えられたという。それを聞いた瞬間、茂木は『坊ちゃん』という 作品の秘めている毒…

カフカを初めて読んだ

村上春樹の作品をカフカとの比較において論じています。

ゲスト・スピーカーとしてお呼びした 川崎和男さんのお話も面白かった。 デザインとアートの関係についての川崎 さんのメッセージは、 10月に芸大の授業が再開したら、 ぜひ学生たちに伝えたいと思う。

そうだった。いやいやもっと自由人だった。そんなことをタクシーのなかで考えていたら、最近こころのなかで燻っている問題を脳研究者の茂木健一郎さんが的確に表現していたことを思い出した。http://6519.teacup.com/kenmogi/bbs 祖父のような無名の人でも、…

Quote http://6519.teacup.com/kenmogi/bbs 2004.08.04 0656 様々なコンテクストを 引き受けている。 しかし、そのようにしないと 見えて来ないものもあるのだ、 と最近つくづく思うようになった。 科学というコンテクスト 文学というコンテクスト 芸術…

Quote http://6519.teacup.com/kenmogi/bbs 2004.07.26 タクシーを家のちょっと手前で降りて、 しばらく夜道を歩きながら考えた。 どうやらオレは狂人みたいだ。 現代の状況を、私は、だんだん酸素が 少なくなって呼吸がしにくくなっていく、 そんな危…

『脳の中の小さな神々』

Quote http://www.kashiwashobo.co.jp/new_web/find/pick/nou.html 内容: 高度情報化社会にあって、まるで超高性能情報回路のように解説される脳内構造。その一方で、まるで計算ドリルのように「脳を鍛える方法を伝授しまっせ!」と喧伝する×あ×××や×…