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最も貧しい人々
戒律を破らなければ生きていけない人々
売春婦
ライ病の患者

この人は大工さん
マリアとヨセフは婚約者同士でした
婚約破棄するのが普通だろうね。
イエスには、弟妹何人かいたようです
野次の言葉が「あれは、マリアの子イエスじゃないか!
「不義の子」と言う意味なんです。
イエス自身が戒律からはみだした生まれ方をしていたんだ。
多分ヨセフと一緒に大工をしていたんでしょう
イエスはあくまでもユダヤ教徒です
法主義に偏っているユダヤ教を改革しようと考えていた
ユダヤ教の戒律を無視します
最も基本的な戒律の安息日も平気で無視する
安息日が人間のためにあるのであって、人間が安息日のためにあるのではない」
金持ちが天国にはいるのは、ラクダが針の穴を通るよりも難しい
ぶっちゃけて言えば、金持ちは救われない、と言っている。

ユダヤ教ヤハウェの神は厳しい怒りの神
アダムとイヴが知恵の実を食べたら、怒って楽園追放
ノア以外の人類は洪水で皆殺し
バベルの塔も破壊して人類を四方に飛ばして言葉を乱した
この神の解釈をイエスは変えてしまった。
右の頬を打たれたら、左の頬も差し出せ
すごく衝撃的な響きだったと思うよ。

時は満ちた、神の国は近づいた
「神の国」は「イスラエル」と発音したらしい

イエスの活動で避けて通れないのが奇跡
イエスは行く先々で奇跡を起こします。
具体的には病癒しが多い。
病人をどんどん連れてきてごった返す
盲目の人の目を開いたり
血の道で苦しむ女性を治したり
病は気から、という部分ね。
ハンドパワーと言うのかな。
イエスは特にそういうパワーを多く持っていたのかもしれない。
パンが5つと魚が2尾しかなかったのに全員に配れたという話
ザロという若いイエスの支持者が死ぬんですが
「ラザロ出てこい」と呼びかけると、ラザロが生き返って墓穴から出てきたとかね。

ゲラサ人の病人を治す話です
この人は頭がおかしくなっていて墓場で裸になって叫び続けているんです。
周りの人が足かせで縛ったりするんですがすぐに引きちぎって、石で自分の身体を傷つけたりする
イエスはゲラサ人の土地にやって来てかれに憑いている悪霊を退散させるんです
すると悪霊が名乗るんですが、その名が「レギオン
実はレギオンというのはローマ軍団のことです
イエスの物語はローマの支配と無関係ではなかったし
イエスが治したというたくさんの病人の病気とは実のところ何だったのか

かれの行くところには人々が群がるようになる。
イエスこそが待ち望んでいた救世主だと考える人々も多くなってきました。
あわよくばイエスの落ち度をとらえて逮捕処刑しようと考えます。

聖書に姦淫する女の話が出てきます
イエスの前に一人の女を連れてきます。その女は姦淫している現場を見つかったのね
姦淫した女は石打の刑といってみんなに石をぶつけられて殺される決まりでした。

イエスよ、あなたはこの女をどうするのか

「あなた達のなかで今まで罪を犯したことがないものがいればこの女をぶちなさい。」
また一人と石を置いてそこから立ち去っていった
観的に戒律が正しいかどうかなんてことはイエスは言わないのですね

「イエスよ、われわれはローマ帝国に税を納めるべきかどうか。」
ローマ帝国に対する明らかな反逆行為
イエスはコインを見せよ、といってコインを手に取る。皇帝の肖像が刻まれている
カエサルのものはカエサルに返しなさい。神のものは神に返しなさい。」

ユダヤ教の保守的な指導者たちは何が何でもイエスを捕らえて処刑しようとします

ルネサンス期の大画家レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」です
イエスは「この中の一人が私を裏切るだろう」とつぶやく。
ローマ総督もイエスが犯罪者でないことはすぐわかったしユダヤ教徒同士の争いに首を突っ込みたくない。
ユダヤ教の指導者たちは「この男はローマに対する反逆者だ、ユダヤの王と言っている」

ローマの死刑は十字架に磔(はりつけ)です。
ローマ兵からいたぶられる慣習があった
お前はユダヤの王だろう、王なら冠をかぶれ、と荊(いばら)でつくった冠をかぶらされた
最後は十字架です。これ、手足を釘で十字架に打ち付けるんですよ
手首の腱のところで打ち付けた
首から肩にかけての腱のところでも釘を打ち付けたという話もある。
兵士が槍で心臓のそばを急所をはずしてチョイと突く

信者たちはイエスが逮捕された段階でかれを見捨てて逃げてしまったんです
ペテロという弟子は、逃げたんだけど裁判の様子が気になる
「あれ、あんたイエスの弟子じゃないか」
「いえ、違います。イエス?そんな男私は知りません。」
処刑まで見届けたのはほんの少しばかりの女性信者だけ

イエスはわずか二年ほど布教活動をしただけで、処刑

女性信者三人がイエスの亡骸を引き取りに行ったんです
当時の墓は横穴式の洞窟になっている
イエスの亡骸もそこに入れてあったはずなんですが、彼女たちが入っていくと死体が消えていた
ところがこの話が、どんどん伝わるなかでイエスが生き返った、復活したと考える人々があらわれ

かれらも復活したイエスに会ったという。

キリスト教の理論面でパウロの功績は大きいです
パウロはユダヤ人だけどローマ市民権を持っていたんです
最後はやはり死刑になりますけどね。



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