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★福田和也『地ひらくー石原と昭和の夢(上）』
- 作者: 福田和也
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2004/09
- メディア: 文庫
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2004.10.12 P85 仙台幼年学校 大隈重信 乃木希典とさしで会う
P11 庄内平野 鳥海山の麓 月山湯殿山 田の中に墓 ここではよくある 裕福
P13 石原 ①満州事変の戦争犯罪人
②軍備放棄 平和主義
③天才的戦略家 陰謀家
④予言者 精緻な理論家
⑤国家主義者 ユートピア主義者
⑥帝国軍人 国家を超える理想と正義のヴィジョンを持つ
↓
振激しき人→昭和そのものを象徴
歴史とは持続の感覚（福田）
P17 石原家と中根家
2004.10.13 P18 石原啓介、父 鶴岡市山王町が生家
庄内藩 藩主 酒井氏
P21 蝦夷地警備の役回り
文久３年新徴組 1865年取締役＝石原重遠
新徴組＝清河八郎提議
P27 養蚕業に活路 後目山
P29 西山農場
P30 三島庸通 鬼県令
P32 六男 六郎（弟） 東亜連盟運動手助け
P34 母 諐井 白井家の出
莞爾 ＝ 陸軍幼年学校
二郎 ＝ 海軍兵学校
六郎 ＝ 帝大
白井の血 受け継ぐ
諐井の父、重遠、重遠の父 重太右衛門
最上徳内 ＝ 村山郡楯岡村の出
オランダ船３００両で借り庄内藩の８００人を全部蝦夷より連れ帰る ロシア
P37 仙台陸軍幼年学校
1901年９月１日 入学
東京、名古屋、大阪、仙台、広島、熊本 ６ヶ所のみ
↓ ３年
東京中央幼年学校
↓ ２年
陸軍士官学校
P39 仙台２期 板垣征四郎 土肥原賢二 問題児 ７期 相沢三郎 相沢事件
P45 （0956） ２本
P45 隠していたああ無常 南部 石原に貸す 石原 警官（父）の視点で読む
P46 写生事件
大杉栄は退学 複雑な感情
大杉も立派だが 甘粕も立派
P50 帝国陸軍と日露戦争
剣道での石原の振る舞い
１９０４年２月６日 の様子
P77まで 1905年７月 東京幼年学校へ
2004.10.14 P81 佐久間大尉 六号艇事件 潜水艦事故 整然とした死
天皇の第３の勅語を補う
P84 明治４０年夏 山形へ 歩兵３２連隊 １２月 陸軍士官学校
P85 佐藤鉄太郎方 頻繁に出入り 同郷の人
P86 山形へ P87 下戸 飲まんと一喝
P89 佐伯正悌少佐 指導抜きん出る 国家だけのための犠牲ではダメ
大正９年田中智学の国柱会へ入会
P90 法華信仰が全てを包含 田中は巨人、宮澤賢治も弟子
P91 昭和のオウム版 死なう団
法華経＝ユダヤ・キリスト教
法華経の本質 ＝ 日本にのみある
P96 韓国守護 1909.06 伊藤博文 統監辞任
P103 安重根 射撃の腕 一流 名門の出
P106 日本人４０００万人、日本の天皇陛下のことを心底思った 暗殺
P 革命の中国
P 辛亥革命なる 明治45年01.01
P113 （１２２８）３本
P117 西欧の覇道と東洋の王道（1547）２本
P120 連隊旗手 名誉
P121 大正のエリート
P 明治４５年７月２０日 天皇発病の号外
7/30崩御
P ９月１３日 大葬の礼
P123 サラエボ事件 大正３年（1914）６月 7/28 第一次大戦
P127 加藤高明外相 勝利 明治の元老に挑戦 山県
2004.10.15 P139 現地演習が巧み
P140 ナポレオン、 アルプス サン・バルレハルト峠越え
陸大理想 児玉源太郎 メッケル エーリヒ・ルーデンドルフ
P142 ベルギーの抵抗 ドイツにとって予想外、英国参戦招く
広がる反ドイツ運動
P150 タンネンベルグノ戦い
P151 １９１６ ドイツ敗戦（0745）３本
P153 陸軍大学卒業（1918.11.29）
P154 ヴェルサイユ講和条約
幼年学校→士官学校→若松の連隊→韓国警備→陸軍大学校
この間 横山臣平は石原莞爾とずっと一緒
教育総監部 明治１１年１２創設
P156 誤植・脱落のチェックの仕事 合わず トラブル
P164 人種平等規約を日本盛り込もうとし１１：５で過半数なるも
否決、全会一致が必要と 牧野伸顕（１１５１）３本
P165 ウィルソン米大統領 ドイツの占領地での暴虐を執拗に宣伝
独潜水艦ルシタニア号の撃沈を機会にヨーロッパへ軍を進める
モンロー主義をこの段階で廃棄
P167 （1543）2本
P168 ヴェルサイユ条約に臨む西園寺公望、行きの船で随員にダンスの練習させる
P171 田中智学
P174 救らい運動、災害の救援、新聞雑誌の活用、メディアの利用、選挙浄化
などの政治への関与
P175 信長が加えた日蓮宗門への弾圧 安土法離
武装集団化していない宗門へ複雑巧妙な仕方で弾圧
不受不施派（法華）−国柱会と深い関係
不受不施派明治まで細々と続く
P181 社会構造の大きな変化 農業人口５０％切る
P182まで 米騒動
2004.10.16 P188 （１）国柱会 高山樗牛、武見太郎もメンバー（２）漢口ー花柳街繁盛
戦略拠点 揚子江 魔都上海より錯綜、混乱
漢口滞在中 妻へ数百通の手紙を書いている（１年間で）
革命政府、袁世凱との勝負に暮れる
P194 中国史に精通する内藤湖南、列強との共通管理が必要と
日本人が中心管理しようとしても、その
正義の力
が足りないから
P196 1916（大正８）3.1万歳事件 ３.１事件
P198 板垣征四郎を漢口で心待ちする
P201 5.4事件
大正１０年毛沢東、第１回中国共産党大会に出席
その時、北一輝、上海で病床
P208 天業民族とは？
P210 ワシントン会議、日英同盟の自動停止（２０年続いたのにもったいない）
マルセイユ港へ
P215 敗戦のドイツ
P216 サン・カンタンの町、
P217 気さくなフランス人、ドイツ、あやふや不明瞭な敗戦
P221 独、参謀本部 戦争集約点として国家全体をデザインする役割
P224 「背中から一突きした裏切り者」さがし
P226 「バーデンの密約」一夕会、二葉会
小畑敏四郎、岡村寧次、永田鉄山、東条英機
P226 日本も「背中・・・」
石原、東条の対立の萌芽
マルク、開戦から１０年で１/10000000000000に下落（十兆分の一）
P229 ノイガルテンを散策するツェツィーリエ（プロイセン皇太子の妃）
ツェツィーリエ宮でチャーチル、スターリン、トルーマンが日本の降伏勧告
（1945.07）
P231 フリードリッヒ大王の持久戦争
ポツダムに下宿
P236まで （1219）4本
P239 （1515）2本
P240 デルブリック ルーデンドルフ
持久戦略 殲滅戦略
第一次世界大戦 ナポレオン戦争
外交交渉、講和の道 軍事決着
消耗戦
P244 天皇にご進講 1936.11〜半年間（226の年）
P245 ミュラー夫人 ヒステリー症、敗戦後
2004.10.18 P258 宇野浩二『蓄音機と徳利搗とトタン板の音』
P265 1924.01.24 レーニン死亡
1925.02 ヒンデンブルク大統領へ
ルーデンドルフ ヒトラーと合流
P268 ミュンヘン一揆 逃げないルーデンドルフ、逃げるヒトラー
中国入りしアジアと東洋という言葉が胸底から沸いてきた
P269 ハルピン国柱会演説「世界最終戦争」
震災の帝都を１０億円で復興するよりも軍備に注ぎアメリカとの戦争に
備えるべきだ
1925.10.16 ロカルノ条約仮調印 永久平和
P273 ラインライトの占領終結させる策
フランス外相ブリアンの功績大
P275 パリ不戦条約＝1928＝ケロッグ＝ブリアン条約（0822）５本
P284 昭和の夢
P285 T14.10帰国
S3.10関東軍参謀へ
P295 02.07.24 芥川龍之介自殺
P299 鈴木商店、台湾銀行（1204）３本
2004.10.19 P314 河本大作 陸士２６期
大陸会 シベリア鉄道破壊誓う
P315 馬賊に転ずる
伊達版之助 薄天鬼 小日向白郎
戦後も残る 日本人を見捨てられない
ゲーテのファウストを原語で読む
二葉会 創設にかかわる
P316 外務政務次官 森恪
奉天総領事 吉田茂
田中義一 首相
藩閥政治の終了
宇垣一成は首相になれず（岡山）
二葉会 エリートの論理
組織防衛に長け現状維持的な資質をもった東条のような男が生き残る
P318 明治以降初めて日本で官僚政治が現れる
８世紀 科挙制度取り入れず
二葉会が初のエリートグループ
現代まで至る官僚制度をめぐる問題点
石原、鈴木貞一を加え一夕会へ発展
河本手記「私が張作霖を殺した」（文藝春秋）
P320 満州の地域と歴史について
中国東北部 吉林 黒竜江 遼寧 ３省
関東
関外
満州族・・・ツングース系 狩猟
蒙古族・・・遊牧
漢族・・・・農耕
漢人 朝鮮人を奴隷として必要
韃靼（日本の呼び名）
女真（漢人の呼び名）
宋 金 大金
清
太祖 ヌルハチ 満州王国 始祖 マンジーグル 文殊菩薩
奉天 （中国では瀋陽）
1583年 ヌルハチ 挙兵
女真の一部族 愛新覚羅（アイシン・ギョロ）の長
女真の劫略に手を焼く明
ヌルハチ、明と協調
毛皮、山繭、朝鮮人参貿易
P322 明との対決 奴隷問題
P323 明の疲弊 秀吉の朝鮮出兵で
1616年 ヌルハチ、満州独立 自ら汗位
大金の経済ストップ 荘園奴隷の逃亡
ホンタイジが後継者（0738）
明滅亡 ホンタイジに
P325 宮崎市定 「涙ぐましい努力をした清」漢の伝統的文治を採用
封禁で満州に立ち入り禁止 それでも漢人化進む
それにロシアの南下
P327 ハルピン（網干場）人口500万人
瀋陽（奉天）長春（大京）大連
ハルピン＝ロシア人の作った町（0800）2本
松花江（スンガリー河） 太陽島 ロシア人別荘 短い夏を楽しむ
ダーチャと呼ぶコテージ
1896年 ハルピン建設始まる（明治29年）
1891年 シベリア鉄道建設開始
P329 チェリアビンスク（ウラル東）−ウラジオストック両方からスタート
ニコライ臨席できず大津事件 ウラジオ起工式
P331 国境の変更
1854年 クリミア戦争 ロシア対英仏
ナポレオン戦争
バルカン半島からトルコへ進出するロシアを英仏が阻止
戦場は黒海 エーゲ海 クリミア半島のほか極東でも小規模
シベリア戦線 ムラビヨフ
P332まで（1102）
1856年 パリ条約 ロシア敗戦
愛琿で対清代表と交渉 砲艦外交
1860年 ウスリー河東岸割譲成功（現在と同じ国境）
清を英国から助けた（第二次アヘン戦争）
ウラジオストック 英と直接対峙
グレート・ゲームズ
ハルピン＝東洋のモスクワ 建築とした
オットー・ワーグナー ウィーンで達成できなかった美的都市の目標を
ハルピンで実現したい
アメリカの都市よりもダイナミックで洗練されている
義和団による破壊
英・・・海洋国家代表
ロシア・・・大陸国家代表
大連・・・ダルニー
P339 日英同盟の必然性
石原の舞台 満州
P341 満蒙問題の解決と大恐慌（1728）4本
2004.10.20 P341 里見岸雄ー国柱会 神戸 大連
昭和３年10月17日 出発 大連へ
昭和3年10月10日 関東軍司令部参謀
P342 人類史全体を変える試み
張作霖爆殺の行き詰まり打開
以前来たとき大連＝日本人が主役の町
張作霖事件 張学良強い反発
P344 軍事、外交、経済、科学、社会科学で石原に勝る才能を持つ日本人
いない 容量が大きく、
P346 明治３８年 北京条約 日露戦争の清に関する権益を清に認めさせる
鉄道守備隊１キロあたり１５人 ７６１キロ １４千人OK 関東軍に発展
大正８年 シベリア出兵（第一次世界大戦）
白地図満州
P349 旅順に居
昭和4年7月 北満州旅行演習開始 １４日間
長春 ハルピン 満州里 ハイラル 四平街
P352 （0744）４本
P356 浜口雄幸 緊縮財政
P359 事変前夜
P364 権力中枢の不在
追い込まれる田中義一首相
P367 柳条溝事件（1242）４本
昭和５年１１月 浜口襲われる
2004.10.21 P382 本城繁司令官
P391 奉天制圧
全社会的な総合力で張学良軍らと対峙
P408 （0757）２本
P419 錦州爆撃 あられ・・・以上の効果
P423 国際連盟の当事者能力の欠如 如実
P424 （0815）
P425 10月事件 桜会 橋本金五郎
料亭で痛飲 軽微処置
９月 英 金本位制離脱
P430 溥儀 天津脱出
1931.12.13 若槻内閣解散 犬養内閣 5.15で暗殺
P436 上海事変 日本海軍の暴走
P444 満州国成立
P450 宮崎正義
P455 満州経済調査会
P458 読了（1055）
